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FAプロ 『ネコとタチ エクスタシー 君 狂おしきGスポット』

この記事は成人指定の内容を含みます。また作品の内容を書いており、いわゆる「ネタバレ」になる箇所があります。この点をご了承いただいた上で、本文をお読みいただきますようお願いいたします。記事タイトルをクリックしますと続きの記事が表示されます。
 

会社創立30周年を迎えた老舗AVメーカー、FAプロ。

2013年、第66回カンヌ国際映画祭において最高賞であるパルム・ドールを受賞したフランス映画「アデル、ブルーは熱い色」をモチーフに鬼才・ヘンリー塚本監督が制作した「ネコとタチ エクスタシー 君 狂おしきGスポット」がリリースされました。

出演は春原未来、みおり舞、加藤ツバキ、若林美保、武藤つぐみといった豪華女優が勢揃いし、全117分、全編に渡って非常に見ごたえのあるドラマとなっています。

アデル=春原未来、エマ=みおり舞、このキャスティングが実現した時点で、この作品の成功はほぼ約束されていたと思いますが、セリフのやり取りだけではなく、目の動き、息遣い、さりげない仕草、表情の移ろいひとつひとつが、このドラマを成立させる重要なファクターとなっており、主演コンビの熱演が冴えに冴えまくっています。

「人生には思いもよらぬ運命の出会いがある。私とエマがまさしくそれだ。男と女ではなく、女同士の心に焼き付く出会い」

オープニングからの未来さんの独白、この「心に焼き付く出会い」というのが、この作品最大のテーマであり、心に焼き付くとはどういうことなのか?、ヘンリー塚本監督の解釈も含め、女優陣がひとつの世界を創造しようと奮闘する姿が続きます。

電車の中で吊革につかまり、文庫本を読む未来さん、その未来さんに聞こえない声で、口の動きだけで、ドア横から強烈な視線を送る舞さんのシーン、ここからすでに作品内にグングン引き込まれます。

ここで印象的なのは、舞さんの相手を射るような強烈な視線、目力、その美しさに圧倒される自分に気付きます。

電車内での衝撃的な出会い、その衝撃から抜け出せない未来さんは自宅に帰るなり、ベッドに横たわり、まだ素性知らぬ舞さんの姿を思い出し、淫らなマスターべーションにふけるのですが、この時、ただ快楽のためのマスターベーションではなく、しっかりと舞さんの記憶を思い出すことを第一にしていることが、未来さんの目から感じ取れ、その演技力の素養の高さに驚かされます。

ルーティンでのマスターベーションではなく、舞さんとの初遭遇、その衝撃の強さがどれほど大きいものであったのか、顔の表情ひとつで伝えきった未来さん、このあたりは生まれ持った才能としか言えないと思います。

翌日、再び自宅近くの信号で舞さんと遭遇した未来さん、舞さんは別の女性の肩に手を伸ばし、レストランへと入っていきます。

衝動を抑えられず、レストランに向かった未来さんを待っていたのは舞さんとの初めての会話。

ここで面白いのが、ヘンリー塚本監督のユーモアセンスあふれる言葉のやり取り。

電車の中で、舞さんは未来さんに何と言ったのか?、そのやりとりをめぐる二人の会話の奇妙な居心地の良さ、ここにFA作品の妙味が隠されています。

そして、舞さんと未来さん、初めての身体の接触、心臓の鼓動がこちらまで伝って来るような切迫感を未来さんが丁寧に演じつつ、同時に舞さんは強烈なリーダーシップで、二人の世界を作り上げていきます。

36分過ぎ、未来さんを愛おしく背後から抱きしめ、そこから「アデル、ブルーは熱い色」の話題となり、

「私はエマ、お前はアデル」

「すてき」


と言葉を交わすシーンの二人の恍惚の表情がたまらなく愛おしい、そして、理性が狂う程に美しく感じられます。

この後、バーでの二人だけのシーンとなるのですが、ここで交わされる体液(唾液)交換、その「正当性」を確認し合う二人、その強烈なエロさ、元々、未来さんは他のAV作品においても情熱的な体液交換(交歓)を織り交ぜたセックスを見せてくれていますが、ここでは女同士の愛情確認のひとつの具体的方法、女同士だからこそ許された、ある種の特権的な快楽(咽喉=オマンコ)という解釈が全面に押し出されていて、非常に印象的なシーンに仕上がっています。

もうひとつ、私が鮮烈なエロスを感じたのは51分過ぎ、未来さんの自宅玄関で舞さんがコートを開き、たったまま裸を見せてくれるシーン。

そのまま乳首を交差させながらディープキス、緑色のソファーで恍惚の表情を浮かべたまま、大胆にもM字開脚で発情を隠さない未来さんのエロさ、そして見る側にとって満足感たっぷりの二人の貝合わせ、クリトリスを舐めあう淫らな姿に興奮度もますます高まります。

そして、1時間14分過ぎ、ある意味、この作品を代表するシーン、象徴するシーンとなります。

真っ白なシーツで包まれたベッド、そこに横たわる舞さんと未来さん、完全にスッピン、化粧なし、その飾らない天然の美しさに釘付けになりました。

1時間10分37秒、未来さんが見せるスッピンの寝顔、気絶するほどの可愛らしさ、1時間14分20秒、二人並んでアンニュイでナチュラルな幸福感、充足感を感じさせてくれる表情、この2カットを見るだけでも、この作品を買う価値は絶対にあります。

まさしく必見、世の中に、スッピンでここまでナチュラルな作品世界を演じきれる女優さんは他に見当たりません。

FAプロの他作品でもそうですが、ファッション、アクセサリー、ロケ地、そしてBGM(!)、丁寧に、精緻に組み立てられた総合的な映像美、その甘美な世界観をしっかり満喫できるのも最高です。

アダルトビデオ、成人指定、そういった壁はあるのですが、ある種の奇跡とも言えるキャスティングの相乗効果、ここでしか見られない、体感できない世界観、レズビアンの世界を芸術的に、同時に情熱的に描き切ったチーム力(監督、スタッフ、女優)の圧倒的勝利がここにありますので、ひとりでも多くの方に見ていただきたい作品だと自信を持ってお勧めします。
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Date: 2015.07.11
Category: AVレビュー
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