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『解体屋ゲン』 第623話 世代を超えて(後編) 感想

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銀座で貸しビル業を営む実業家にして大富豪、山元さんが目指す「変わらない価値と永遠」、その先にあったのは学生寮の建設。

先週の前編では、現代のビル建設ですら大量生産大量消費の流れが一般化している中、伝統構法だからこそ実現できる住まいの百年構想がクローズアップされてくるとは思っていましたが、まさか「学生寮」という切り口で物語が動き出すとは意外でした。

山元さんの年齢を考えれば、正直な話、「永遠」にこだわる意味合いはさほどないようにも感じられていましたが、「学生寮」ともなれば、まさしく将来的な構想が必然的に求められるところ。

鉄筋鉄骨コンクリート=自然を制御する、自然を人間の支配下に置く
伝統工法=自然に溶け込み、自然に返すことができる(リサイクル)


この対立軸の中で、興味深いのは、この学生寮建設に学生自身も参加するという試み。

ここに原作者、星野先生らしいシナリオのいやらしさが見て取れる。

今後の展開の大きな伏線にもなりそうですが、伝統構法が現代の若者ニーズをどこまで吸収・対応できるのか?という点です。

総論賛成・各論反対、まさしくそうなる懸念すらあります。

伝統構法賛成!!

しかし各論では・・・

学生寮に入寮する18才の若者が求めるニーズ、一人ひとりのプライバシーに配慮された個室が欲しいだとか、インターネット環境が整備されていなくては不都合だとか、お風呂とは別にシャワールームがあったほうがいいだとか、防音環境が完璧でないと勉強に集中できないだとか、エアコン完備じゃなければ嫌だとか、挙げていったらきりがないと思うのです。

そういった、個人のニーズを的確に吸収してきた鉄骨鉄筋、コンクリートのビル群。

「職人が作る木の家ネット」さんから、具体的にどんな提案、技術、方法が示されるのか?、今後の注目点です。

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ロクさんの語る「お施主さんの暮らしぶりや生き方を反映して最適な住まいを造る」という言葉、そこにプラスして、「職人が作る木の家ネット」大江さんの語る「寮という共同生活を送る場ですから町屋の民家と農村の民家のよいところを取り入れたいたいですね。若者が集う土間風の場所や縁側なんてのもいいかもしれません」という言葉、この二つの言葉がどういった一致点を見出していくのかにも注目。

施主=山元さんではあるのですが、二次的には施主=大学なのか?、施主=学生なのか?、そういった要素も絡んできそうです。

いずれにせよ、この伝統構法編は、原作者の星野先生も話されているように、長いスパンで考えていく大きなテーマになるとのこと。

鉄骨鉄筋コンクリート、そして伝統構法、それぞれの建設コストの比較も知りたいところですし、また学生寮が「桜工科大学」という工業系の大学であることも気になります。

もし、この桜工科大学に、建設学科があったとしたら?、そこの教授陣の意見は?、スポンサーがいるとしても建築学の立場から意見を申し出てくる教授もいるのでは?

そういった数々の注目点が、どういった形で展開してくのか?、目が離せない伝統構法編です。
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Date: 2015.04.01
Category: 解体屋ゲン
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