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キーワードは“手漉き和紙” 経営コンサルタント野島秀美が再び村おこしに動き出す!! 『解体屋ゲン』 第557話 紙飛行機にのせて(前編) 感想

『解体屋ゲン』第557話、紙飛行機にのせて(前編)、内田女史からの爆破解体依頼がメインになるかのように思われたが、ストーリーは意外な(?)展開を見せ、経営コンサルタント・野島秀美が再び村おこしに東奔西走するスタートとなった。

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内田女史からの依頼、それはバブル経済絶頂期に住菱リゾート開発が武芝村で行った開発構想、バブル経済の破綻と同時に建設計画は頓挫したものの、大きな鉄塔だけが残ってしまい、その爆破解体の依頼が五友爆破に寄せられた。

『解体屋ゲン』原作者・星野茂樹先生、ニッコリ笑って読者を罠にはめるトリックスターとしてすっかりおなじみだが、内田女史からの“爆破解体”という美味しい仕事は、武芝村の“地域再興・村おこし”とセットであったことが明かされる。

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今回、どうしても指摘しておきたいのが、星野先生おなじみの誘導式フィードバック&催眠式ミステリーのシナリオ作り、『解体屋ゲン』でこれまでに描かれてきた無数のエピソードを、読者が忘れた頃に絶妙なタイミングでフィードバックし、最後の1ページでキーとなるキャラクターを「何か大きなことに気付いた顔」で終わりにさせるパターンが多い。

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今回で言うならば、音楽による村おこし、特にプロジェクション・マッピングを大胆に取り上げたことで話題になったバンドマン高橋編を絶妙なタイミングでフィードバック、そして最後の1ページ、村おこしのアイディアが湧かず困り果てた秀美が、ゲンの一言で「何か大きなことに気付いた顔」で終わる・・・、この瞬間、読者は“村の人”のセリフに何か大きなヒントがあると思い、もう一度最初から『解体屋ゲン』を読み返す。

この「誘導式フィードバック&催眠式ミステリー」こそが星野シナリオの真骨頂であり、気付いた時にはすでに遅し、読者は星野マジックの虜になっているのである。

村人のさりげないセリフに重大な意味が含まれていることから、「ドラクエの村人との会話効果」とも一部では呼ばれている。

さて、今回、星野先生が用意してくれた、もうひとつの大きなカギが“手漉き和紙”、表紙にも記載がある通り、埼玉県比企郡にある岡崎浩逸堂さんに取材に出向かれたらしい。

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※岡崎浩逸堂さんの公式ホームページはこちらから。

フットワークの軽さと着眼点の鋭さに定評のある星野先生、村おこし+爆破解体+手漉き和紙という三つのキーワードをひとつのマンガ作品として奇跡的な融合をさせることに成功している。

こうした、新しい要素をマンガの世界に新たな息吹として果敢に取り込んで、エンターテイメントへと昇華させるのは星野先生の十八番だろう。

来週以降、「住菱リゾート開発の爆破案件」、「武芝村の村おこし」、「手漉き和紙の取材」がどういった形で一本道につながっていくのか、興味が尽きない。

早く来週号が読みたい!!と困った顔を見せるのはやめよう、それこそ「ニッコリ笑って読者を罠にはめるトリックスター」を喜ばせるだけなのだから。
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Date: 2013.11.23
Category: 解体屋ゲン
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