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宮城県気仙沼市の震災復興の“今”を見つめる 『解体屋ゲン』 第561話 被災地復興の現状 感想

オーストラリアから緊急来日したジョージ富田が宮城県気仙沼市に震災復興の拠点を構え本格的な活動を開始、そこにあったのは震災から三年近く経過するにも関わらず、震災復興が思うように進展しない現実であった。

今週の扉表紙はジョージ富田の横顔、最終ページはゲンの横顔ということで、横顔に始まり横顔で終わっている、いかに深刻な悩みが多いシリーズになるか、この「横顔」が物語っていると思う。

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石井さだよし先生の「横顔描写」は今シリーズかなり多くなりそうだ。

ジョージからの招待を受け、宮城県気仙沼市を訪れた五友爆破の面々、ジョージはスーパーゼネコン住菱建設の関連会社である住菱マリンと共同で防波堤の整備事業を行うという。

ここで興味深いのは行政主導で進む防波堤事業(高さ3.8メートル)への評価、住民からの要望と大きなかい離があるものの、行政と住民、どちらかが100%正しいとも断言出来ず、私から見ると復興を巡って、総論賛成各論反対になっているようにも見える。

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地元の商店街はプレハブ小屋で営業再開しているが、いつまでもプレハブでの営業を続けるわけにもいかず、将来設計が出来ないままとなっているのが過酷だ。

こうした被災地でも基本的には他の土地と消費者ニーズ、動向は同じで、コンビニエンスストアが大人気、集客力では個人商店の集まりである商店街では太刀打ちできない。

チェーン店の悪口を言うのは簡単だが、消費者動向に一番敏感に反応しているのがチェーン店であるのも事実。

そんな中、今回は、揚げたてコロッケを販売するお店が紹介されており、震災にめげない、その前向きなエネルギーに頭が下がる思い。

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地震による津波、震災被害、そこにプラスして海産商品の低価格化、円安による燃料高など、気仙沼市を取り巻く環境は非常に厳しいと思うし、震災復興を巡る報道も日に日に少なくなってきているのが現状だ。

ジョージの覚悟は、まだまだ手さぐりだろう。

横顔に始まり、横顔に終わった第561話、おそらく100人がいて100人を納得させる「答え」は見つからないだろうし、現実とマンガのリンクは星野先生の十八番であるが、マンガから現実に対して「答え」を提示するのも無理であることは承知だと思う。

「美味しんぼ」は福島県にスポットライトを当て原子力発電所の問題点を浮かび上がらせているが、「解体屋ゲン」は宮城県の護岸工事、大津波からの復興の在り方という大きな問題に向かい合うこととなった。

ふたつのマンガの立ち位置、思想、ポリシーはまったく違うが、ゲンがどういった答え、方向性を探るのか、首都圏にて生活する私たちも被災地の現状を把握しながら、読み進めるべきだと思います。




Date: 2013.12.21
Category: 解体屋ゲン
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