スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Date: --.--.--
Category: スポンサー広告

現実と虚構が交差するとき、ひとつの真実が生まれる・・・ 原作:星野茂樹 作画:石井さだよし 『解体屋ゲン』 第488話 ウレテック工法(1) 感想

新宿歌舞伎町の居酒屋で「解体屋ゲン」の原作者を名乗る人物と同席したことがある。

無論、酔いの席ということもあり、間違いなく星野先生本人であるかどうかの確証を得るには至らなかったのだが、「解体屋ゲン」というマンガは現実と虚構が常に交差した非常に不思議なマンガであることは事実。

もはやレギュラーキャストになった「曳家職人」の岡本さんは実在の人物であり、「解体屋ゲン」で語られた作業技術は原作者、星野先生による緻密な取材に基づいている。

しかしながら、「五友爆破」のスタッフ、従業員はフィクション、あくまでも想像上の架空のキャラクター、虚構である。

新たなシリーズ「ウレテック工法編」がスタートした。

20120720-1.jpg

本日発売号から4話連続で登場となる「ウレテック工法」のウレテックジャパン株式会社も実在の会社であり、様々な最新技術で震災復興、家屋の立て直しに奮闘している社会貢献企業。

ウレテックジャパン株式会社の公式ホームページはこちらから。

こうして実在の会社、企業、職人、技術と「解体屋ゲン」ワールドがコラボレーションしている様子は今ではごく当たり前の作中風景になっているが、これは非常に難しい作業だと思っている。

マンガの世界に徹頭徹尾「理論」を求めるのはナンセンスな話なのだが、「解体屋ゲン」がこうして実在の世界と交差するときには、極めて慎重な事実配置が鍵になってくると思う。

原作者、星野先生もそのあたりは十分に心得ているらしく、沈下修正の「理論」と「技術」に関してはじっくりと丁寧な取材を行い、初見の読者でも納得できるようにシナリオが書かれている。

面白いのは、こうした現代の技術に対して、「解体屋ゲン」の登場キャラクター全員(時田光除く)がしっかりと敬意を持って対応しているのが、マンガの誌面を通じて伝わってくること。

ゲンさんも、悪い意味で「昔かたぎ」な面がないのがいいと思う、どん欲だ、常に新しい見聞、知識を吸収しようとどん欲、そこに私は共感する。

「マンガは体力勝負」とは作画担当、石井先生が話されていた言葉だが、想像以上に原作者も「体力勝負」で丹念な取材、考証に当たっている、それをマンガ化する石井先生もまた「職人」であり、ゲンさんと石井先生、職人同士の心意気が一致しているのではないかと思う。

ニュージーランドに左遷された内田女史からのスカイプから物語は始まる。

大型船の航路に隆起してしまった海底の岩礁、その水中爆破を依頼された五友爆破のメンバー。

同時に西鳥島の飛行機滑走路、格納庫で広範囲に発生してしまった地盤沈下の対応を内田女史から依頼されるのだが、このオープニングの設定はさすがだ。

地盤沈下のみならば五友爆破の出る幕はないが、海底の岩礁爆破となれば、ゲンさんの出番となるのは当たり前。

おそらくこれから「沈下修正」と「岩礁爆破」が同時進行で展開されていくと思うと、楽しみで仕方ない、「沈下修正」でウレテック工法がどのような見せ場を作るのか?という現実に対して、ゲンさんは「岩礁爆破」においてマンガとしてのエキセントリックな面白さ、意外性を見せてくれると思う。

このあたりの匙加減は星野先生が最もお得意とするところ。

言い換えれば、今回のテーマは「ウレテック VS 五友爆破」の技術合戦になるかもしれないのだ。

ゲンさんの熱いセリフは定番。

20120720-2.jpg

今回面白かったのは、ゲンさんの妻・慶子、ウレテック川口社長の妻(?)がそろって旦那の即断を結果的に全面支援することになったこと。

「仕事」であるならば採算性が第一、これは商売の鉄則、それを踏み外したところで即断即決したゲンさん、ウレテック川口社長、この愛すべきダメな二人を支える内助の功、これは美しい。

さて次週から西鳥島に乗り込んだメンバーがどんな苦難に遭遇し、どう戦っていくのか?、是非ともリアルタイムで共感しながら楽しませてもらいたいと思います。
Date: 2012.07.20
Category: 解体屋ゲン
Comments (0)Trackbacks (0)
最新記事
ブログ過去記事検索
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
QRコード
QR
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

肥満のメカニズム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。