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「お金」を巡る三人の考え方から浮かび上がった来たこのマンガの接地感 『解体屋ゲン』 第471話 「贋作」 (後編) 感想

先週に引き続き今週は「贋作」の後編が20ページ掲載されている。

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私が今回注目したポイントは「お金」に関するゲンさん、総合プロデューサーの佐和、妻・慶子それぞれの考え方、本編のストーリー進行と同時に、このあたりを考察してみたい。

まずは総合プロデューサーの佐和、贋作に気付いたゲンさんをフォローしつつも、今回の受注案件の工事代金回収が頭にあるようで、贋作を追及するゲンさんを尻目にこのように発言している。

「工事代金だってまだ受け取ってないのよ 回収の目途がついてからだっていいんじゃない?」

20120323-2.jpg

このあたりは極めて真っ当な感覚だろう。

美術は「ビジネス」が成り立ってこそ初めて、美術「鑑賞」というイベントにつながるのだから。

そしてゲンさん、お金の心配など気にせず、あくまでも「贋作」を観客に見せるわけにはいかないという「義」をエネルギーにして今回もパワフルに動き廻っている。

「贋作でファンを騙そうなんてファンに対する裏切り行為もいいとこだ!!」

20120323-3.jpg

最後に慶子、今回は「テラリウム」ということで100万円以上の損失(経費全額自己負担)が出てしまったと気にしているあたりが慶子らしい、こうした慶子の言動は「マンガの世界だから何だってあり!」という設定からは一線を画し、あくまでこのマンガが実社会に寄り添った設定、環境であることを印象付けている。

20120323-4.jpg

この夫婦のコンビネーションというか、好対照な「お金」への考え方が今回クローズアップされ、際立って演出されているように感じられた。

ところが最高に憎い演出がラストに用意されていたのには驚かされた。

20120323-5.jpg

ジェームス・トヨイからお礼代わりに渡されたのは、間違いなくオリジナルの美術作品だろう。

ゲンさんは気が付いているのかどうか定かではないが、ここで思い出して欲しいのが先週号掲載、前編での慶子のセリフ。

「オークションじゃ百万単位で値段が上がってくらしいわよ」

20120323-6.jpg

要するに、慶子は金銭的な損失を気にしていたのだが、実はそのような損失は発生しておらず、現金以上に価値があると思われるジェームス・トヨイの美術作品が転がり込んできたのだから、「結果良ければすべて良し」といった所だろう。

それを自宅アパートの壁に掛けて、そのままにしているのも「ゲンさんらしい」と言ったところか。

もし時田光に見つかったら「オークション出してみましょうよ!一攫千金よ!」と大騒ぎしてしまうから注意が必要だ。

次週、「社長の貫録が問われるゲン」とは・・・!?、楽しみに待ちたいと思います。
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Date: 2012.03.23
Category: 解体屋ゲン
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