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『解体屋ゲン』 第627話 人生の演者たち(後編)に出演させていただきました!

『解体屋ゲン』第627話、劇団Tiped Taped&あとりえ昼行灯さんの演劇、その観客席に出演させていただきました。
中列左端から『靴理人』の尚木翔良、『真湖のワイン』の真湖、藤本さん(@fei1978)、私と並んでいます。

20150427-解体屋ゲン
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石井さだよし先生、ありがとうございました!!
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Date: 2015.04.27
Category: 解体屋ゲン
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『解体屋ゲン』 第624話 400mの主張 感想

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今週の第624話「400mの主張」、今までの解体屋ゲンとは一味違った、メッセージ性の強い回となってます。

特定の思想信条ではなく、誰もが心の中にある大きな疑問、危機感、それを原作者である星野先生はこのようにツイートされています。

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自主廃業を選択した月星建設の佐藤、さくら商店街にやってきた佐藤はこれまで抱いてきた思いを胸を「ひとりデモ」を敢行する。

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慶子のアドバイスで警察に届け出をしたうえでデモをしようとしたところ、逆に日曜日のさくら商店街歩行者天国を勧めてくれた警察の人が親切すぎて笑ってしまった。

さくら商店街で戸惑いを隠せいないまま、ひとりデモを始めた佐藤だったが、思いのほか同調者がおり、大きな輪を作っていくことになる。

まず響いてくるのがゲンの言葉、確かに組織に属する多くの人は自分の立場や役割を考えて個人の考えを出せずにいるのが現実、そして、いよいよそれが行き詰ってきていることを感じ始めている人も多いのではないでしょうか。

「でもみんなどこかで近頃の社会の歪みに気づきはじめている」

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右手のこぶしを振り上げ、佐藤のひとりデモは続く。

「若者に魅力的な職場を作れ!」

「無茶な残業はさせるな!」

「タダ働きなんてもっての外だ!」

「天下りの給与は労働者の平均給与と一緒にしろ!」

「多額の退職金なんて払うな!」

誰もが思う当たり前のこと、その当たり前のことすら個人が言えなくなりつつあることへの危機感、それは結果として佐藤が考えもしなかった大きな輪をさくら商店街に起こしていく。

それは、ゲンが予想していたことでもあった。

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23ページから24ページをめくった瞬間、その輪がここまで大きくなったのか!と驚いてしまった。

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さくら商店街の個人商店主はもちろん、行き交う一般の人々の心にも響いたようで嬉しくなってくる。

また、この24ページ一番上のカット、どこかで見た覚えがある人が一人いるのだが、気のせいだろうか。
(このタイミングでデモに参加してくるあたりはさすがです)

ここでもうひとつ嬉しいのは、佐藤の妻と娘がデモに加わるシーン。

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妻と娘にとっても、意外すぎる展開だったとは思うけれど、やはり自分の夫(父親)が誇らしく思えてきたのではないだろうか。

そして、25ページ左上のカットには、トシの後ろに杖をついたおばあさんの姿が!

「政府は真面目に仕事する人間に報いる社会を作れ!」

そして、もしかしたら佐藤が一番言いたかったことは、これかもしれない。

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きっと、このおばあさんも同じことが言いたかったのではないだろうかと思う。

さくら商店街での「ひとりデモ」はいつのまにか、大団円になり、佐藤をまっていたのは称賛の拍手。

「声を出した勇気」、それがこれだけの大団円を作り出したと思う。

目に涙を浮かべる佐藤の妻と娘が印象的。

セリフはなく、ただただ響き渡る拍手の音だけでのエンディングが星野先生らしいシナリオだ。

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改めて、今週の第624話は確かに異質ではあると思う。

ただ、マンガという媒体だからこそできた、マンガの底力を強烈に感じさせたという面で、もっともっと多くの読者の目に届いて欲しいと思った。

表紙含めて20ページ、その20ページの中に込められたものは、ひとりの男性のメッセージ。

特定の思想信条とは一線を画し、あくまでも一人の働く人間として、決して突拍子もないことでもなく、誰もが思ってはいるけれど、誰もが口にできないこと、それを自主廃業を機に、勇気を出して口に出してみた佐藤への称賛の拍手。

ぜひ、まだ日曜日ですので、お早めにお読みください!!
Date: 2015.04.05
Category: 解体屋ゲン
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『解体屋ゲン』 第623話 世代を超えて(後編) 感想

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銀座で貸しビル業を営む実業家にして大富豪、山元さんが目指す「変わらない価値と永遠」、その先にあったのは学生寮の建設。

先週の前編では、現代のビル建設ですら大量生産大量消費の流れが一般化している中、伝統構法だからこそ実現できる住まいの百年構想がクローズアップされてくるとは思っていましたが、まさか「学生寮」という切り口で物語が動き出すとは意外でした。

山元さんの年齢を考えれば、正直な話、「永遠」にこだわる意味合いはさほどないようにも感じられていましたが、「学生寮」ともなれば、まさしく将来的な構想が必然的に求められるところ。

鉄筋鉄骨コンクリート=自然を制御する、自然を人間の支配下に置く
伝統工法=自然に溶け込み、自然に返すことができる(リサイクル)


この対立軸の中で、興味深いのは、この学生寮建設に学生自身も参加するという試み。

ここに原作者、星野先生らしいシナリオのいやらしさが見て取れる。

今後の展開の大きな伏線にもなりそうですが、伝統構法が現代の若者ニーズをどこまで吸収・対応できるのか?という点です。

総論賛成・各論反対、まさしくそうなる懸念すらあります。

伝統構法賛成!!

しかし各論では・・・

学生寮に入寮する18才の若者が求めるニーズ、一人ひとりのプライバシーに配慮された個室が欲しいだとか、インターネット環境が整備されていなくては不都合だとか、お風呂とは別にシャワールームがあったほうがいいだとか、防音環境が完璧でないと勉強に集中できないだとか、エアコン完備じゃなければ嫌だとか、挙げていったらきりがないと思うのです。

そういった、個人のニーズを的確に吸収してきた鉄骨鉄筋、コンクリートのビル群。

「職人が作る木の家ネット」さんから、具体的にどんな提案、技術、方法が示されるのか?、今後の注目点です。

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ロクさんの語る「お施主さんの暮らしぶりや生き方を反映して最適な住まいを造る」という言葉、そこにプラスして、「職人が作る木の家ネット」大江さんの語る「寮という共同生活を送る場ですから町屋の民家と農村の民家のよいところを取り入れたいたいですね。若者が集う土間風の場所や縁側なんてのもいいかもしれません」という言葉、この二つの言葉がどういった一致点を見出していくのかにも注目。

施主=山元さんではあるのですが、二次的には施主=大学なのか?、施主=学生なのか?、そういった要素も絡んできそうです。

いずれにせよ、この伝統構法編は、原作者の星野先生も話されているように、長いスパンで考えていく大きなテーマになるとのこと。

鉄骨鉄筋コンクリート、そして伝統構法、それぞれの建設コストの比較も知りたいところですし、また学生寮が「桜工科大学」という工業系の大学であることも気になります。

もし、この桜工科大学に、建設学科があったとしたら?、そこの教授陣の意見は?、スポンサーがいるとしても建築学の立場から意見を申し出てくる教授もいるのでは?

そういった数々の注目点が、どういった形で展開してくのか?、目が離せない伝統構法編です。
Date: 2015.04.01
Category: 解体屋ゲン
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『解体屋ゲン』 第622話 世代を超えて(前編) 感想

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今週号は表紙&巻頭カラーで始まった『解体屋ゲン』、原作者、星野先生はtwitterでこう語られています。

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「都市」とはどうあるべきなのだろうか?という大きなテーマを源流に、「職人が作る木の家ネット」さんへの丹念な取材を加味し、伝統構法による建て主の思いを解き明かしていく「世代を超えて」編がスタートしました。

職人が作る木の家ネット」さんのホームページの昨年解体屋ゲンに取り上げられた時のエピソードが紹介されています。

9/19, 9/26発売 週刊漫画TIMES「解体屋ゲン」に木の家ネットが登場!

ビルの寿命が工学的に、どれぐらいあるのか分からないのですが、東京のみならず大都市圏では大型のファッションビルが続々オープンし、今後も建設ラッシュが続きます。

最先端のファッション、いまだ食べたことのないグルメ、そういった流行発信の基地となるのが大型のファッションビル。

また営業所・事務所といったオフィス需要も、インターネット環境が整備されている最新のビルに集中するのは当然のこと。

その反面、「都市」というのは、ひたすらに新陳代謝だけを繰り返せばいいのだろうか?、という疑問は皆さん、感じられていると思います。

建設コンサルタント、野島秀美に届いた一通の電子メール。

送り主は、銀座で貸しビル業を営む実業家、山元藤治郎さん、昭和5年の生まれですから現在85歳。

息子さんを交通事故で亡くし、奥さんとも離婚、銀座で商売を成功させた実業家として銀行、証券会社、不動産会社から数多くの投資話をもちかけられてきたものの、たどりついたのは伝統構法による100年持つ家作り。

実際、私は今、大阪に住んでいますが、こちらに営業所を出す際、昭和40年代前後に建てられた古いビルの空きテナントの多さに驚きました。

ビルにも寿命があり、いくら頑健な鉄筋鉄骨造りであったとしても、古いにビルには魅力を感じません。

また、オフィス需要もそうですが、来訪者にとってのイメージというのも非常に重要で、単純に新しいビルのほうが受けがいいのです。

「解体屋」であるゲンさんにとっては、戦後の高度成長期~昭和40年代に建てられた古いビルの解体・取り壊し需要のラッシュは本来、歓迎すべきことだと思うのですが、今回のテーマはあくまでも「100年持つ家作り」、解体ではなく維持・継続を柱にした長期的な視野に立った建設の在り方。

秀美に同行し、建て主の山元さんに会いに銀座の繁華街に行くことになったゲン。

そこで山元さんの口から出た言葉、キーワードは人間不信。

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大量生産大量消費の日本型経済からの決別は難しいと思います、また「いいもの」であったとしても、その「いいもの」を手に入れられるだけの経済的余裕がある人は1%もいないかもしれない。

右肩上がりの経済が終焉を迎えた現代では尚更です。

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解体屋が解体を否定してどうなる!?という野暮な突っ込みはさておき、これから気になることは

①10年持つ家作り、「変わらない価値と永遠」はあるのか?という問いに対するゲンの答え
②コンサルタント野島秀美が考える「都市」の在り方
③伝統構法だからこそ実現できること・実現できないこと


の3点です。

まさか住菱建設の内田佐知女史、久々登場の可能性もあり?

これからじっくり長い時間をかけて取り組むべきテーマだけに、来週の展開が楽しみです。
Date: 2015.03.20
Category: 解体屋ゲン
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『解体屋ゲン』 第621話 鈍い光(後編) 感想

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誘拐された漫才コンビ「コワモテ」のタクこと関根拓巳。

荒らされたアパートには、明日の夜8時に金を持って高円寺駅前に来ないとタクを殺すというメッセージが。

「鈍い光」後編、原作者、星野先生のメッセージをどこに読み取るのか?

私が思ったことは、漫才コンビ=金(金塊)=鈍い光であったということ。

確かに漫才コンビ「コワモテ」は結成以来まったく売れていない、お笑い芸人として周りを魅了するピッカピカの光を放つことはできなかった、お笑い芸人として彼らが放った光は鈍い光であった。

しかし、鈍い光ではあっても、そこには質量、重さがある、1kgの金は1kgの金、まばたくような明るい光であろうが、鈍い光であろうが質量、重さに変わりはない。

「コワモテ」にとっての五年間、鈍い光しか放つことができなかったのかもしれないけれど、そこには二人にしか分からない、二人だけの喜怒哀楽、成功と失敗があったと思う。

その喜怒哀楽、成功と失敗の「思い出」は、例え鈍い光であったとしても、二人にとっては貴重な心の財産だったのではないだろうか。

その「質量、重さ」が、石田を行動させた、という事実の重さが心に響く。

「毒を以て毒を制す」という言葉がありますが、前話の伏線を回収し、石田の父親(ヤクザ組織の大幹部)が事態の収集に動いたという結末は、まさに「毒を以て毒を制す」そのものであり、同時に漫才コンビ解散という強烈な副作用すら伴う劇薬でもあったのが悲しい。

繰り返しになりますが、鈍い光ではあっても、そこには質量、重さがある、1kgの金は1kgの金、まばたくような明るい光であろうが、鈍い光であろうが質量、重さに変わりはない。

それを凝縮させたのが、この石田のセリフだと思う。

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また、それに対するタクの絶叫も悲しいが、自分自身を責める気持ちと同時に、相方の優しさ、相方の捨て身の行動に対する感謝にも似た気持ちを読み取ることができる。

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前編・後編を読み終えて思ったこと、確かに結末は悲しいものではあったけれど、人間の人生、光輝く人生もあれば、縁の下の力持ちで地味に光る人生もある。

どちらも人間は人間、一人は一人、時間の長い・短いはあれど、「一人の人生」と見れば、同じだろう。

例えムダだと言われても、ムダだと思われても、そこに費やした時間は同じ、一時間は一時間、一年は一年。

そう思うと、「コワモテ」の二人にとっての五年間はたまらなく幸せな、羨望すら感じる五年間だったのではないだろうか。

もし、かなうならば、いつか「コワモテ」のお笑いステージをもう一度見てみたいと思う。

“パシリキング”石田の芸風がガラリと変わり「コワモテ」に、「コワモテ」だったタクの芸風に優しさ、ビビり芸がプラスされているかもしれない。

さて、来週の『解体屋ゲン』はおなじみ野島秀美コンサルティング回。

野島秀美コンサルティング回にハズレなし。

表紙&巻頭カラーが楽しみです。
Date: 2015.03.19
Category: 解体屋ゲン
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